「山が恋しい…。」
就職で東京に出てきてはや6年。
東京23区で生活するうちに胸にこみ上げてきたのはこの感情でした。
私、sayaは、京都は天王山のふもとで高校まで育ち、大学からは京都市内に住んでいました。
三方を山で囲まれ、周りを見渡せばなにがしか視界の端には山が見える。
川辺に下りれば魚が見える。
そんな環境で暮らしていました。
東京、特に23区内は広大な平野のど真ん中、どこを向いても山が見えない…。
地平線まで建物が建ち並んでいて、びっしりと地面を覆い尽くしています。
公園など多くあり、意外と緑はありますが、いかんせん山がない。
そんなもんかと慣れるかと思いきや、思っているよりも寂しく感じる日々でした。
息子を出産し、さあ育児をどうしようか、今後の生き方、働き方をどうしようかと夫と話していく中、出た結論は
「地元の関西に帰ろう。都会から少し離れた自然豊かな場所を探そう」でした。
実家の近くで子育てしたいというのもありましたが、
息子には自然の中でのびのびとたくましく、野生児のように育ってほしいと思ったのも一つ。
京都市に引越し、娘も生まれ、田舎への思いは更に募るばかり。
このブログでは、30代会社員兼業主婦のsayaが、共働きの夫、長男、長女と4人で暮らしながら、田舎移住先検討の状況や京都での日々の生活、育児の様子、その先の田舎暮らしでの職住(予定)をつづっていきます。
是非是非おつきあいくださいませ。