saya(@s_v38)です。
日本全国、どこに住んだとしても逃れられないのが地震。
ただ、移住先を検討する上で、その土地にどのくらいの地震リスクがあるのか事前に調べることは可能です。
saya家族の有力移住候補地滋賀県は、地震が少ないというけれど本当のところはどうなんだろう?琵琶湖って津波が発生したりするのかしら?と思い、いろいろ調べた結果をまとめたいと思います。
結論としては、今すぐ差し迫った危機はないようです!
※大阪北部地震で帰宅困難になったときの経験から、帰宅困難に備えてかばんに入れておきたいものを紹介しています
滋賀県の地震の予測
調べたのは文部科学省に設置されている地震調査研究推進本部が提供する、全国地震動予測地図2017年版です。
滋賀県は今後30年間、震度6以上の揺れに見舞われる可能性が比較的低い地域のようです。
引用:https://www.jishin.go.jp/evaluation/seismic_hazard_map/shm_report/shm_report_2017/
100年後までに震度6以上の揺れが起こる可能性のある地域が一部存在する程度です。
それでも、熊本地震のように、地震が発生しにくいと言われていた地域で発生することももちろんあるので、注意は必要です。
この地図を見ると、やはり太平洋側は南海トラフ地震を想定しているのか、発生確率が高くなっていますね。
次に内閣府が出している、ゆれやすさマップで滋賀県を見てみましょう。
引用:http://www.bousai.go.jp/simulator/pdf/shiga.pdf
琵琶湖に沿って揺れやすくなっていますね。
更に国土地理院で公表している標高の地図を確認してみます。
琵琶湖沿いで標高が低いところは揺れやすく、山側で標高が高いところは揺れにくいようですね。
湖岸や河川の近くは液状化現象が発生する可能性もあります。
注意すべき活断層もあります
次に確認したのが滋賀県のウェブページにある、滋賀県地震被害想定についてのページです。
滋賀県には琵琶湖をぐるりと取り囲むように活断層があります。
この中で一番想定される断層帯でマグニチュードが大きいのが琵琶湖西側活断層です。
(南海トラフ地震を除く)
引用:http://www.pref.shiga.lg.jp/bousai/20140319higaisoutei.html
琵琶湖西岸断層帯北部が1つの区間として活動する場合には、マグニチュード7.1 程度の地震が発生すると推定されます。今後30年以内の地震発生確率は、1%から3%、50年以内で2%から5%、100年以内で4%から10%、300年以内で10%から30%とされており、最大値をとると断層帯北部は我が国の主な活断層の中では高いグループに属することになります。
引用:http://www.pref.shiga.lg.jp/c/jishin/tyoukihyouka/index.html
湖西も移住先候補に挙がっているのですが、少し気になることとして心にとめておこうと思っています。
もし滋賀県の中で移住したい地域が決まっているならば、滋賀県防災情報マップから、その地域の地震リスクマップを確認することができます。
このウェブページでは地震だけではなく、水害や土砂災害、原子力災害に関する防災マップもありますので、併せて見ておくといいかと思います。
是非チェックしてみてください!
琵琶湖で地震が発生したら津波も発生するの?
さて、琵琶湖はとても広いですよね。
水平線も見えますし、まるで海のようだなあと感じるときもあるのですが、湖底で地震が発生した場合、津波が起こる可能性はあるのでしょうか?
調べてみるとこんな記事がありました。
湖西部にある断層「西岸湖底断層系南部」では、最大でマグニチュード(M)7・6の地震が発生。その場合、湖内最大の離島で唯一の有人島「沖島」の西岸に、4・9メートルの津波が到達する恐れがあることが分かった。
また、同断層系北部でM7・2の地震が起これば、長浜市沿岸に3メートルの津波が達する、とした。
県は「西岸湖底断層系南部は活断層だが、300年以内に地震が起こる確率はほぼ0%。他の4断層はいずれも活断層ではなく、津波を伴う地震が発生する恐れは極めて小さい」と説明している。
津波が発生する可能性はとても低いようですが、全く発生しないわけでもなさそうです。
まとめ
滋賀県は地震が発生する可能性の高い活断層があるようですが、概ね地震のリスクは少ないようです。
地震のリスクなど、こういう怖い話は目を逸らしがちですが、知っておくだけでも心の準備になります。
自治体は常に防災情報を発信して下さっていますので、現在住んでいる場所や、移住候補先などの情報を定期的に確認することが日頃の備えに繋がるのではないかと思います。
ぜひ防災情報は確認してみてくださいね!
移住候補先の自治体を調べてまとめたシリーズ【滋賀県ver】はこちら!