sayaです。
先日京都にある妙心寺退蔵院へしだれ桜を見に行きました。滅多に有料で花見イベントなど行かないのですが、今は時間あるし、折角の機会！と思い行ってきました。
場所はJR花園駅から徒歩数分。当日は4月も上旬が終わろうという頃、冷たい雨の1日で全く花見日和ではありませんでしたが（汗）、雨の中の花見も風情があるということで…。
料亭阿じろのお弁当付き特別拝観を申し込んでいました。
まずは副住職さんによるお寺のご紹介（イメージムービーやパワポ使ってはって先進的でした）があり、場所を移してお弁当を頂きました。精進料理はほっこりしていいですねえ。大豆肉って初めて食べましたが本当にお肉みたいでした。今年初物のタケノコも頂きました。
次に、普段は非公開の隠し茶室を見学させてもらいました。茶道がお寺の中で禁止されていたころ、どうしてもお茶をしたい当時の住職さんがこっそりと作らせたものだそうです。
天井の室礼が客が座るところと亭主が座るところで違うよと、一緒に来た母（茶道してます）に解説してもらいました。亭主が座るところは一段天井が低くなっており、天井の材質も亭主側の方が格が低いとのこと。こういう説明をしてもらえると深いところまで勉強できて面白いですね。
次に方丈へ移動して瓢鮎図の模写と元信の庭を見学。事前に副住職さんから解説を聞いていたので、ぼーと眺めるより理解できていて興味深く見れました。四季を感じる庭ではなく、どのような季節でも変わらない普遍的な姿を良しとするという庭だそうです。 主に使われているのは常緑樹です。
そこから移動して本日のメインのしだれ桜へ。角を折れ、門をくぐった目の前に大きく枝垂れる桜。予想以上の大きさに圧倒されてしまいました。7分咲きで見ごろということでとても綺麗でした。これが晴れた日だったら…orz
ちなみに2013年のJR東海のキャンペーン「そうだ京都、行こう。」でも使われています。
この映像でみるより実際に見たほうが存在感があって美しかったですね。是非是非生で見ていただきたい桜です！
この後庭をぐるりと一周しました。お茶とお菓子が頂けるお店もありましたよ。
この日は寒すぎて早々退散しましたが、妙心寺は京都で一番広い敷地を誇り、ほかにもたくさんの塔頭があります。それぞれ個性的な催しものを行っていますので、京都観光の際は是非！子連れでお散歩するのにふらりと寄るのもまた楽しいですよ。
