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京都市住宅街のゲストハウス問題で町内会が盛り上がっています

京都暮らし
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sayaです。



今年度、町内会にて組長をやっております。

この前地蔵盆の会議に出席したのですが、そこで一番盛り上がった話題が「町内に新しくできるゲストハウスについて」でした。 地蔵盆の話はあっという間に終わりました…。

私が住んでいる地域は小さい住宅が密集している住宅街で、ところどころに小さなお店や小規模な工場があるような場所です。JRで京都駅にすぐに出られ嵐山へも近いという、観光には便利な場所でして、最近キャリーケースをひっぱった外国人観光客の方を多く見るようになりました。

ホテルがあるような場所でもないので、多分ゲストハウスがあるんだろうなと思っていましたが、我が町内にも新しくできたそうです。

ただ、地域に住んでいらっしゃる方の反発は大きく、以下のような問題が起こるのではないか?と考えていらっしゃる方がいらっしゃいました。

  • 深夜まで話し声がうるさいのではないか
  • ゲストハウスが大きく看板を出しているわけではないので、ゲストハウス利用者が全く関係ない近隣住居に間違ってはいって来ようとしたりするのではないか。(近隣でそのような話があったらしい)
  • 宿泊客が一般道に駐車、駐輪し、通行の妨げになるのではないか
  • 周囲の住民が見慣れない外国の方にじろじろ見られたりして不安になるのではないか(近隣でそのような話があったらしい)
  • 小学校の通学路にゲストハウスがあり、子供たちが見慣れない外国の方に対して不安になったりするのではないか

日常生活を送っている人たちの中に、見知らぬ観光客がはいることによって、トラブルが発生するのでは?と不安に思っていらっしゃいました。

ちなみに京都市ではゲストハウスを運営するにあたって様々な申請が必要となっています。

宿泊施設の開設を計画されている関係者の皆様へ

また、京都市では民泊に関する相談窓口を開設しています。

民泊通報・相談窓口

町内会としては、運営会社と緊急時の対応方法や緊急連絡先等ゲストハウスの運営に関して協定書を結ぶこととなりました。「京都市自治会・町内会&NPO応援ポータルサイト」に協定書の例が記載されており、これをもととするそうです。

【民泊関連】宿泊施設と地域が結ぶ協定書(例)について

今回はゲストハウス運営会社から地域への説明会がゲストハウス開業の直前に開かれたり、土地オーナーさんがゲストハウス用の土地取得過程で問題があったりと、地域の方への印象がよくありません。近くに住むものとしてはゲストハウス運営者には良識ある運営をお願いしたいものです。

京都近辺の宿泊場所不足はずっと問題になっていますし、観光客をさらに呼び込むためにも、手ごろな宿泊場所が増えるのはとてもいいことだと思います。 空き家対策にもなりますしね。
私個人としてはそこまでゲストハウスや民泊に反対はしないのですが、これだけ苦情があるということはこれまで近隣に迷惑がかかるようなことがあったということなんでしょうね。

でも、せっかく京都に来てもらってるのに、絶対お断り!みたいな態度はなんだか悲しいですね…。

遠い国から京都の「普通の」生活を垣間見れる場所へ来てもらえたのであれば、町内会としても、地域住民との交流会を開催するとか、自分の国の言葉や料理を教えあうとか、もっとポジティブなイベントにもっていけたら楽しくなるんじゃないかなと思います。(誰がやるんだってなりますけどね…)

観光客の方も地域の住民の皆様も、ゲストハウスを通してもっと京都が好きになってほしいものですね。

 

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